各種工事事例紹介

1−4.赤外線装置法による調査工事の特徴 (購入契約折衝前にデューデリジェンス資料としての画像報告書で確認)

  
1.調査目的が外壁であっても、足場工事やゴンドラを使用せずに調査を行うことも可能です。
  *調査に付帯する仮設工事が不要になることで、費用を軽減できます。
  *仮設工事を伴はない事で、ガードマン等の安全経費が不要となります。
2.調査目的の部位を非接触=手汚触れずに第三者に客観的に判断できる画像解析です。
  *サンプル用に、建物の部分破損は不要です。(復旧補修工事が発生いたしません)
  *室内でも、床面.壁面であれば家具の移動で部分破損が不要です。
  *調査に作業音が発生致しませんので、近隣対策が不要です。
3.室内に発生する結露・カビ汚損等の発生部を解析することで、壁面温度.ガラス面温度.サッシ部温度等を細かく温度サンプリングし
,「熱橋=ヒートブリッジ」という不具合原因を画像データとして確認できます。漏水事故であるか、断熱不良であるか否かを内装材を壊さずに調査確認できます。
  但し、全てが接触法に対して優れている訳ではありません。
  ・画像データサンプリング当たり、被写体に対する仰角(上下方向)や左右方向に対する制約
  ・近隣からの反射(不要ノイズ)
  ・被写体との間に、夾雑物(樹木や電柱等)が入ることで正しいデータ採取が困難となる。
  → 赤外線調査事例のご紹介
  注:赤外線装置法による調査法をご検討の場合は、以下の情報を事前にお知らせ下さい。
     おおよその概算費用と赤外線装置法が適しているかのご説明をいたします。
(1)調査場所の住所.建物名とマンション等の場合は、ご依頼部位の位置=方位(東西南北)階数頂いた情報により、
     地図データなどで赤外線調査が適しているかどうかを判断いたします。
(2)建物の竣工図面、立面図面.平面図面をご用意下さい。図面をスキャンされメール送付いただけますと
     調査結果を図面に併記する事で、より解り易い資料とする事が出来ます。
     お持ちの図面が
      A:古い青焼き図面である。
      B:A3以上の大きいサイズである等の場合は、調査資料として準備するため事前に大型装置によるスキャニング
        及び修正処理が発生致しますので、別途追加費用が発生致します。
     (これは、図面データをCD-ROMとしてお渡しできますので、以後の図面保管と他業者への貸与時に図面原本の破損や
      汚損対策となります。)
     ご依頼に当たって、事前にご不明な事柄をご説明申し上げます。正式なご発注を請けた後に、
     調査にかかる費用見積書を作成提出申し上げます。
      参考資料
         弊社使用機材  日本アビオニクス社製:TVS-500+光学3倍望遠レンズ+専用解析ソフト
                    定期報告が必要な建物とは?